運営理念

私たちは・・・
「より高度、より充実した保健・医療・介護福祉サービスを提供する」
・・・これが使命だと考えます!
地域の方々と手をたずさえて・・・
健康で生きがいあふれる地域づくり
・・・これをめざしてたゆみない努力を続けます!

運営方針(品質方針) 令和6年度下半期

Ⅰ.基調

(1)
“地域の方々に選ばれる保健・医療・介護福祉の複合体づくり”を追求する。
(2)
そのための4本柱は①今日的な医療と介護の実践、②職員の自己実現、③健全な経営体質、④地域貢献である。
(3)
昨日より今日、今日より明日へと日々進化する。
(4)
博愛会在職を誇れる法人文化を醸成する。

Ⅱ.基本方針(下線部分は重点課題)

1.人材の確保と育成
(1)
広く人材を求め、明日の博愛会を担う人財へと育成する。
(2)
「法人訓」、「職員心得」を順守する。
(3)
中堅職員の外部研修(特にコロナ禍収束後の対面研修)への積極的な参加を促し、キャリアアップを再啓発する。
(4)
上司は部下の下半期目標とそれを達成するための計画の作成に関わり初期と期末にはその達成度を評価し、合理的な人事考課を行う。
2.強固な組織づくり
(1)
両法人運営会議と事務部門の充実を図る。

①医療・介護制度の2024年同時改定に対応し、また地域の人口動態を踏まえ、医療・介護サービスの適正なサイジングに向けた中期戦略の確立

自然災害、エピデミック・パンデミック、医療介護過誤等に対しての危機管理体制の確立

③経理の迅速化・精度のアップと健全な財務体質の確立

④広報の充実(ホームページ、博愛会だより、4カ年度報、施設内掲示・放送、定期音楽会、垂井ピア参加、講演会の開催など)

(2)
各施設の自主運営と各施設間の緊密な連携を促す。
(3)
「法人各施設の使用指針」を順守し、特に節電、ゴミ削減を徹底して、環境負荷を減らし、かつ物価高騰に対処する。
(4)
人・物・金の無駄を省き、情報と時間を大切にする。
(5)
QCサークル活動の更なる深化を図る。
(6)
ISO9001:2015とISO14001:2015の認証更新・認証維持活動を継続する(特定医療法人のみ)。
3.顧客満足度のアップ
(1)
ご利用者とのアイコンタクトが診療・看護・介護の基本である。
(2)
ご利用者に対して的確で迅速な、安全で安心な体制を確立する。
(3)
ご利用者とご家族への丁寧な説明を行う。
(4)
接遇不備の根絶に努め、迅速で適正なクレーム処理を行う。
(5)
ご利用者への精神的・肉体的虐待は厳禁である。
(6)
個人情報は決して漏洩しない(職業倫理の確立と電子機器等のセキュリティーの管理)。
(7)
設備老朽化に適切に対応し、アメニティーの保持に努める。
(8)
診療録・療養録・会計明細の開示を適正かつ円滑に行う。
(9)
定期送迎車両運行を、ニーズに合わせて見直す。
(10)
コロナ禍が収束すれば、ボランティアを募り気持良く活動して頂く。
4.医療の充実
(1)
医師不足の緩和(今日的で適切な医療の遂行のために)

①重点診療科/透析科、整形外科、眼科、消化器科、循環器内科

②常勤医師必要診療科/消化器外科、糖尿病科、神経内科、呼吸器外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科

③常勤医師増員必要診療科/消化器外科、透析科、整形外科、消化器内科、循環器内科

(2)
医療的に当院で何が出来るのか、また何が出来ないのかの判別が重要で、大病院の下請けではない独自の医療と介護の複合体づくりを目指す。
(3)
小児科の増患と病(後)児保育の利用増。
(4)
常勤医師が高齢化する中、満60才以上の医師の診療実績と貢献度を適確に評価し、適正な給与を支給する。
(5)
看護職不足の解消が必要である。

中堅看護職のスキルアップ・キャリアアップの機会増加

②入職後教育の充実(新卒・中途採用看護職員のOJTの徹底)

③看護職員の処遇向上

夜勤勤務可能者の充足

⑤法人保育所の充実

⑥看護職育成機関との良好な関係の維持と実習施設指定の継続

募集活動の継続と奨学金貸与学生数の安定的確保

(6)
当院に最適な病床数、病棟構成を再考する。
(7)
10:1看護基準3F第3病棟の8割以上の稼働とDPCの効果的な運用を図る。

①人員数の要件と夜勤時間の上限の遵守

②平均在院日数は21日以内

③看護必要度は21%以上

(8)
地域包括ケア3F第2病棟の効果的な運用を行う。

①平均在院日数は60日以内

②看護必要度は8%以上

(9)
医療療養型4F第4病棟と回復期リハビリ4F第5病棟の更なる充実を図る。
(10)
4F第6病棟入院患者の増加を図る。
(11)
専門的医療とともに生活習慣病のルーティンチェックを励行する。
(12)
入院、通院、入所・入居、通所のご利用者の急変に的確に対応する。
(13)
二次救急医療体制に対する院内整備と救急隊との連携強化を図る。
(14)
在宅患者のフォローアップが必要である(クリニック、在宅ケアセンターとの緊密な連携を図る)。
(15)
各部署配備の機器・器材・薬品の適正な管理と運用を行う。
(16)
医療機器・診断機器の充分な稼働を行う。
(17)
病院機能評価認定基準の順守と3rdG:Ver3.0への準備。
5.保健・健診/検診業務の展開
(1)
健康クラブの健診結果の迅速な送付とセールス活動の継続
(2)
特定健診・保健指導、がん検診、予防接種などの委託事業の推進
(3)
嘱託産業医活動の継続(健康相談、職場巡視、各社安全衛生委員会議事録確認、健康講話、年度末報告など)
(4)
内科、外科、眼科各科医師による中学校医・高校眼科医活動と住民健診の継続
6.介護福祉の充足
(1)
介護福祉サービスにおける各施設の役割の明確化
(2)
医療福祉相談室、在宅支援センター、各介護施設の連携の緊密化
(3)
苦情相談窓口の実体化
(4)
介護認定事業・介護予防分野への継続的な関わり
(5)
介護職の不足をどうするのか?

募集活動の強化と離職防止

海外介護技能実習生の継続的な受け入れと特定技能への移行

③介護職員の更なる処遇改善

④入職後教育の充実(新卒・中途採用の介護職員のOJTの徹底)

⑤法人託児所の充実

(6)
博愛桜寿苑「相川」の充実

介護職の充当が急務

「あいかわ」の利用者数の復旧

「おうじゅ」デイケアのオープン

(7)
博愛長寿苑「美濃里」の各施設への介護職の充当とグループホーム2階棟の再開
(8)
在宅ケアセンター3部署の業務拡充と訪問リハビリの老健への移管
(9)
地域への情報発信(相川便り、あいかわデイケアごよみ、あいかわ療養棟ごよみ、おうじゅ療養棟ごよみ、家族会、夏祭、運動会など ╱在宅ケアセンター通信 ╱美濃里だより、みのり・さくらごよみ、あったかごよみ、いきいきごよみ、ゆのきごよみ、あったか家族会、GH推進会議、ボランティア懇親会、夏祭、月見会など)

Ⅲ.喫緊の課題

(1)
地域が求める病床数、施設利用者定数の正確な把握と整備を行う。
(2)
インフルエンザ化するコロナのワクチン接種と治療体制を確保する。
(3)
慢性的医師不足を解消に努める。
(4)
看護・介護職員の離職を防ぎ、海外介護技能実習生を育成する。
(5)
病弱者・高齢者の接遇にユマニチュード法を標準化する。
(6)
病院の全てのITシステムの計画的更新を遂行する。

環境方針

理念

我々は環境問題が人類共通の重要課題であることを認識し『環境との調和』をスローガンとして、地球環境の保全と社会への貢献を目指して活動する。

方針

当法人は、医療・保健・介護福祉サービスを提供する医療法人であることを踏まえ、以下の方針に基づき環境マネジメントを実施する。
  1. 環境関連の法律、規制、業界基準を遵守するとともに、特定医療法人博愛会の全法人的環境方針にのっとり、自主基準、業務手順を整備し、環境マネジメントの継続的改善に努める。
  2. 医療廃棄物による環境汚染の防止を図る。特に感染性廃棄物の的確な管理に努める。
  3. 施設環境の保全のため、法人内の安全管理を推進する。特に院内感染の防止に努める。
  4. 地球温暖化防止のため、エネルギーの削減に努める。
  5. 資源の有効活用のため、排出物の削減と再資源化の推進に努める。
  6. この環境方針達成のため、環境目的・目標、維持管理項目ならびにそれらを達成するための業務手順を設定し、全職員をあげて環境マネジメントを推進する。また、環境目的・目標、維持管理項目ならびに各業務手順書を定期的に見直し、必要に応じて改訂を行う。
  7. 環境方針は、電子化文書として又は小冊子にて全職員に配布する。また外部からの要求に応じて開示する。

2024年度 環境マネジメントプログラム

  • 院内感染の防止
  • 清潔環境の維持/各部署の清掃の徹底等による清潔な環境の維持で院内環境に起因する感染を根絶する。

  • 排出物の削減と再資源化の推進
  • 資源ごみの再生促進/資源ゴミは買った場所で分別して捨てる。持ち込んだ資源ゴミは持ち帰り、分別廃棄等によりリサイクルのラインに乗せる。

  • 環境汚染の防止
  • 感染性廃棄物の的確な処理/施設からの排水水質維持/医療廃棄物・感染性廃棄物の分別を明確にし、一般ゴミへの混入ゼロを目指す。